◆製品の特徴◆
ブレンドアイオダインは消費量の多く、また必須微量元素であるヨウ素イオンをすばやく安全に補給します。
ヨウ素は気化しやすく、水中で安定しにくい成分ですが、数種類のヨウ化物をブレンドする事で安定化させています。
ヨウ素は海水中では0.06ppmと微量に含まれる必須微量元素の一つで、生体の成長や水質維持において重要な働きをするので欠乏しないように管理をする必要があります。だからといって、ヨウ素は塩素やフッ素と同様酸化作用があるため、多量の添加は禁物です。
ブレンドアイオダインは規定量を添加すると天然海水と同数値の0.06mg/L補給し、欠乏はもちろん過剰な添加を避ける事ができます。
無駄無く、そして効率よく天然海水と同じ理想的なヨウ素濃度を維持し、大切な生き物を守りましょう。

◆ヨウ素の殺菌力◆
塩素、フッ素、臭素などと同じハロゲン元素族に属する仲間で、単体では酸化力をもち、殺菌や漂白したりする力をもっています。
この働きを利用して、魚飼育の場合は天然海水の濃度の3倍量である0.06mg/L〜0.18mg/Lの間で白点菌が繁殖しにくい環境をつくることができます。
但し、魚の状態を見ながら使用量を調整し、部分的に高濃度にならないよう添加してください。
サンゴ水槽の場合は、危険ですので0.06mg/Lまでで管理してください。

◆ヨウ素の主な働き
ヨウ素は広く細胞の代謝や成長に関係し、基礎代謝を促進させます。
ヨウ素を理想値に保つ事で、海水魚の成長促進や、サンゴの共肉の膨らみ、石灰藻の成長促進、甲殻類の脱皮など様々な働きを促します。

◆理想的なヨウ素濃度◆（塩分濃度35‰　水温25℃）
天然海水中のヨウ素濃度0.06mg／L。
ヨウ素は海藻類に多く含まれています。
100Lに対してキャップ１杯（9ml）で天然海水と同濃度の0.06mg/L添加できます。
（条件により異なりますが1日〜１週間目位には飼育水から完全に消費されてしまいます。）

◆測定可能な場合◆
初め飼育水槽でヨウ素濃度を測定してください。
毎日測定し、濃度が０になったら、現在のシステムにおいて、完全に消費される期間がわかります。
水槽システムやバクテリア、飼育する生体の量などによっても消費量が異なりますので、定期的に測定し、添加する事をお勧めします。

◆測定しない場合◆
１週間に１度規定量添加。
プロティンスキマー使用の場合は３日に１回規定量添加。

◆使用のポイント◆
●代謝作用を良くし、生体の発育を促進。
●海水魚、サンゴ、海藻、石灰藻、貝、甲殻類の成長促進とレッド又はパープル系退色防止。
●サンゴの皮質の膨らみによる光合成の促進。
●欠損部の再生化。
●殺菌力による白点菌などの増殖抑制。

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